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【結果・まとめ】JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦・1部第17節

2023/10/17


 『JR東日本カップ2023第97回関東大学サッカーリーグ戦』1部リーグ第17節の全6試合が、10月14日(土)に行われた。


1部リーグ第17節 全結果・順位表





東京国際大学 4(3-0)2 法政大学 @東京国際大学坂戸キャンパス第一グラウンド


 5位・東京国際大学と10位・法政大学の一戦。ここ10試合勝ちがない法大は、2部リーグ降格圏脱出のためにも確実に勝点が欲しいところ。だが、試合を先に動かしたのは東国大だった。12分、矢野元太の浮き球パスを胸トラップで受けた尾崎岳人が、そのまま右足で振り抜いて先制点を獲得。東国大はその6分後にも、熊坂光希がペナルティーエリア付近で相手のパスを奪い、そのままパスを供給。それに反応した尾崎が連続ゴールで2点目を挙げる。勢いに乗った東国大は43分にもフリーキックを獲得。熊坂のキックは一度相手GKにはじかれるものの、平川周汰が滑り込みながら押し込んでゴール。東国大が3点目を決め、大きくリードして後半を迎える。これ以上負けられない法大は後半頭から溝口駿と小湊絆の2人を同時に投入。すると後半開始早々の46分、小湊絆がサイドからのクロスに合わせてシュートするが、これは相手キーパーに阻まれる。しかし、そのこぼれ球を中川敦瑛が押し込んで法大が1点を返す。しかし東国大も、左サイドからペナルティーエリアに切り込んだ矢野が倒されてペナルティーキックを獲得。62分、キッカーの尾崎が落ち着いてシュートを沈めてハットトリックを達成。1-4とリードを広げられた法大だが、78分にコーナーキックを獲得すると、揖斐俊斗の上げたボールに梅津龍之介が頭で合わせ追加点。だが法大の反撃もこれ以上の点差は縮められず、4-2で東国大が勝利。東国大は順位をひとつ上げて4位となった。


筑波大学 3(2-0)0 流通経済大学 @筑波大学第一サッカー場


 “茨城ダービー"は、首位・筑波大学と2位・流通経済大学が直接対戦する首位攻防戦となった。この試合に勝てば筑波大から首位を奪取し、不敗記録を11に伸ばせる流経大だったが、首位相手に序盤から苦戦。なかなかチャンスを作れないでいると、37分には筑波大がコーナーキックを獲得。角昂志郎がゴール前に蹴り入れたボールを、安藤寿岐が頭で合わせて筑波大が先制する。筑波大はその4分後にも、田村蒼生のクロスに抜け出した半代将都が押し込んで追加点。後半は、2点を追う流経大が積極的な選手交代で流れを引き寄せようとするが、なかなか得点には近づけず。逆に76分、筑波大はコーナーキックからのこぼれ球を加藤玄拾ってパス。それを受けた池谷銀姿郎がクロスを上げると、半代が頭で合わせ3点目を獲得。「本当にいいピンポイントクロスだったので、押し込むだけだった」(半代)。3-0とリードを広げた筑波大がそのままゴールを守り切って3-0で勝利。流経大ホームの“茨城ダービー"に続く勝利で、シーズンダブルを達成するとともに首位の座を流経大から守った。この試合2得点の半代は「前節の東洋大学戦でも、自分が試合に出ていながら点を決められなかった」との反省もあり「負けたら首位が入れ替わるという状況で勝てたのは大きい」とほっとした表情。小井土正亮監督はまず、「茨城ダービーが首位攻防戦。しかも相手の流経大さんは10戦負けなしという最高のシチュエーションで、相手に力を引き出してもらった」とライバルとなる流経大の存在に触れ、「アジア大会から選手が帰ってきたとはいえ、怪我人もいて始まってみないとどんな展開になるかわからなかった」と試合前の心情を吐露。それでも「選手たちが頼もしく、たくましく立ち上がってくれた。前から取りに行くところや、体を張るべきところで体を張るとか、徹底してやってくれた」と選手たちを評価。これで2位との差を再び4に広げたが「一戦必勝という状況は変わらない」と、残り5試合に向けて気を引き締めた。




国士舘大学 1(0-0)1 桐蔭横浜大学 @国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場


 ともに勝ちきれず苦しむ11位・国士舘大学と7位・桐蔭横浜大学の一戦。前半は互いに相手陣地へと攻め込み得点チャンスを作るものの、ゴールにはつなげられずスコアレスのまま後半へ。ようやく動きがあったのは78分。コーナーキックを獲得した桐蔭大は、井出真太郎のキックに渡邊啓吾が頭で合わせる。このシュートは相手DFに阻まれるが、こぼれ球を松本太一が右足で振りぬき、桐蔭大が先制点を決める。だが勢いには乗ることはできず、逆に86分に失点。国士大は中村晃大が中に切り込んで縦パスを出すと、そこに抜け出した本間凜が右足を振り抜いてゴール左隅に同点弾を決めてゲームを振り出しに戻した。試合は1-1のまま終了し、両チーム勝点1を分け合った。


東洋大学 2(2-0)2 東海大学 @東洋大学朝霞キャンパス・サッカー場


 6位・東洋大学と3ポイント差で追う8位・東海大学の試合。前回の対戦では2-1で東洋大が勝利。東海大はリベンジを果たすとともに、連勝でインカレ出場圏内入りを狙う。しかし、先手を取ったのは東洋大だった。東洋大は7分、スローインからチャンスを作ると、ゴール前で混戦となったこぼれ球を、田頭亮太がペナルティーエリア外からダイレクトでゴール左隅に突き刺す。東洋大は前半終了間際の43分にも、混戦からパスを受けた高橋輝がゴールネットを揺らして2-0とリードを広げた。後半は両チームなかなか決定機を作れないでいたが、71分、東海大がスコアを動かす。藤井一志が中熊岳琉のパスを受け、ドリブルでペナルティーエリアまで切り込みそのままシュートを放つ。これが決まり1点を返すと、東海大が猛攻を仕掛けはじめる。すると終了間際の90+2分、東海大は中熊の縦パスに藤井が反応。左からゴール前にクロスを入れると、これを桑山侃士が頭で合わせて同点に追いつく。しかし東海大の反撃もここまで。両チームその後は追加点なく、試合は2-2の同点に終わった。


日本大学 3(1-1)5 明治大学 @スポーツ日大 アスレティックパーク稲城 サッカー場


 3位の日本大学と4位の明治大学、勝点2差の上位対決は、壮絶なゴールの奪い合いとなった。先に動いたのは日大。20分、小林佑熙が明大からボールを奪うと、すかさず五木田季晋がドリブルで相手陣地に攻め込む。ゴール前に入れたクロスを平賀禎大がヘディングでつなぎ、最後は熊倉弘達が押し込んで日大が先制点を挙げる。熊倉の2試合連続ゴールで幸先のいいスタートを切った日大だが、明大も39分、伊達由太嘉のロングパスに太田龍之介が抜け出すと、そのまま相手GKをかわして同点弾。試合は1-1で後半を迎えることとなった。後半も先手を取ったのは日大だった。55分、日大はコーナーキックをから熊倉が栗田悠巨とワンツーで相手をかわし、そのまま熊倉が左足のシュートを放って2点目を獲得。しかしその4分後、今度は明大が動く。木内達也の縦パスに反応した中村草太が、トラップから斜め前に走りこんできた太田にパス。太田がそれを冷静に決め、明大が再び同点に追いつく。このゴールで勢いにのった明大は71分、太田と内田陽介がワンツーで相手をかわすすと、太田の浮き球パスに中村が右足で合わせて明大が逆転に成功する。明大はそのわずか1分後にも、中村のロングパスを受けた太田が、右サイドを上がってきた内田にボールを預ける。最後は内田の上げたクロスを、太田が頭で合わせハットトリックを達成。2-4とリードを広げた。巻き返しを図る日大は75分、途中出場のアピッチ輝が右サイドからペナルティーエリアに侵入したところを倒されてペナルティーキックを獲得。これを五木田が冷静に決め、1点差に詰め寄る。しかし明大はその4分後の79分、中村が太田とのコンビネーションプレーから相手をかわすと、そのまま相手GKをもかわしてダメ押しの5点目をマーク。試合は3-5で終了し、明大が激戦を制して勝利を収めた。この結果、明大は3位に浮上。2位の流経大まで勝点2差に迫った。対する日大は5位に後退することとなった。


拓殖大学 1(1-2)3 中央大学 @拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場


 ともに下位に沈む9位・拓殖大学と12位・中央大学の一戦。前節、6試合ぶりの白星を挙げた拓大は連勝で降格圏とは差をつけたいところ。しかし、先制したのは中大だった。13分、中大はコーナーキックを獲得すると、キッカー小川嵩翔のボールに石橋衡が合わせて先制点を獲得する。勢いにのった中大は6分後の19分、長澤圭剛が右サイドをドリブルで突破。グラウンダーのクロスを入れると、そこに走りこんできた田邉光平がダイレクトで右足を振り抜き追加点を挙げる。追う拓大も21分、吉原優輝のコーナーキックに佐藤駿介が頭で合わせる。これは相手GKに阻まれるが、そのこぼれ球を田鎖勇作が右足で押し込んで1点を返す。短い間にゴールネットを揺らした両チームだが、その後は追加点を挙げることなく中大の1点リードで前半を終えた。再びスコアが動いたのは後半序盤の52分。中大はペナルティーキックを獲得すると、これを星野創輝が落ち着いて決めて3-1に。リードを2点に広げた中大が、最後まで守り切って待望のリーグ2勝目を挙げた。



 今節いちばんの注目カード、首位・筑波大学と2位・流通経済大学の首位攻防戦は、首位の筑波大が3-0と完勝。1ポイントにまで詰められていた勝点差を4差にまで広げて首位を堅持した。3位と4位の直接対決では、明治大学が大量5得点で逆転に成功し3位に浮上。2位・流経大に勝点2差に迫った。法政大学を下し、勝点3を得た5位の東京国際大学も明大と同勝点で並んだが、得失点差の関係で4位に。一方、明大に敗れた日本大学は3位から5位に後退した。中位・下位グループでの順位変動はなかったが、6位・東洋大学から8位・東海大学までは勝点3差内にあり、インカレ出場権のある6位の座を競い合っている。下位グループでは、最下位の中央大学が8試合ぶりの勝利を収めたことで、11位・国士舘大学と同勝点に。10位・法大とも勝点1差と迫っており、自動降格圏内脱出の可能性が出てきた。リーグ戦もいよいよ終盤に近づいている。優勝に向け、そして降格圏脱出へ、それぞれのチームがどう動くのか。残りは5試合、すべてが見どころとなるだろう。
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